長谷川健治さん最優秀/第146回JAなすの肥育部会(日本農業新聞掲載)

先日日本農業新聞に掲載されましたJAなすの研究会内容を紹介致します。

以下、原文

【栃木・JAなすの】JAなすの肥育部会は2月上旬、第146回JAなすの肥育部会和牛枝肉研究会を東京都中央卸売市場食肉市場で開いた。28頭の出品があり、審査の結果、最優秀賞には那須塩原市の長谷川健治さんの出品牛が輝いた。最優秀賞の牛は、格付けA5、脂肪交雑基準(BMS)ナンバーが最高位の12、枝肉重量574㌔、枝肉単価は1㌔当たり3255円だった。同部会では、飼料費や子牛導入費などの経費が高騰し、生産者の収益に影響が出ている。このため「和牛福袋」や那須和牛を使った「バレンタインディナー弁当」など、これまでと違った販売対策を取っている。研究会後には、食肉卸業者の(有)丸金おおつかと意見交換会を開いた。丸金おおつかは、同JAの出品牛を年間100頭以上購入。県内外は牛肉を卸す他、直営の焼き肉店を経営する。研究会で最優秀賞を受賞した長谷川さんは「導入時から、名牛もとじろう系統のイメージ通りの姿だった。食い込み、仕上がり、体型も良く、能力を引き出せた」と話した。

第146回JAなすの肥育部会受賞者詳細:

最優秀賞:長谷川健治 勝乃幸-安福165の9-北国7の8-紋次郎 A5 BMS12 枝重574kg枝肉単価3,255円 優秀賞:佐藤和徳 美津照重-美国桜-安福久-勝忠平 A5 BMS11 枝重504kg枝肉単価2,755kg (株)熊田ファーム 若百合-美国桜-勝忠平-安平 A5 BMS12 枝重678kg枝肉単価2,699kg  優良賞:菊地和彦 勝乃幸-安福久-北国7の8-安福(岐阜)A5 BMS12 枝重614kg枝肉単価2,524円 福増-美津照重-安福久-平茂勝 A5BMS11枝重596kg枝肉単価2,526kg ウエルシーファーム 福之姫-安福久-百合茂-北国7の8 A5BMS11枝重535kg枝肉単価2,656円