滝島一男農場

ET(受精卵移植)中心の経営にシフトしていくはずが・・・

この牧場においては多頭飼育の場合、牛の更新頻度が多いなどのデメリットや場所の問題から少数精鋭で血統の良い牛を集め、採卵&借り腹で子牛販売頭数を確保するように数年前から舵を切ってきたが酪農家頼みの借り腹が補助金打ち切り、受胎率低迷、交雑種の価格高騰等で徐々に難しくなってきた。そこで予定通りの収入が得られないためやむを得ず従来型に戻していく経営になった。

 

滝島一男農場

昨年から増頭し、現在親牛27頭(目標30頭、自家保留導入半々)、子牛20頭 更新率7~10%目標(7産~更新を検討) 粗飼料は自給100% イタリアンライグラスサイレージ、グリーンミレットサイレージ、イナワラ 子牛のみドライTMRを少量給与している。血統的には岐阜の花清国がこの牧場の特徴である。基本的に後継牛は育種価3以上を残して改良スピードを高めている

滝島一男農場