高久淳平農場

平成10年那須大水害より見事復活しました

高久淳平農場

約20年前の那須大水害時には被害があり多くを水没させたが見事復活させ、現在親牛38頭、子牛20頭 子牛年間出荷は27頭前後と繁殖が非常に良い牧場である。

 

血統の良い牛は採卵を行っているが主には育種価の低い牛や老廃予定牛中心に移植している(年間5~6頭)血統的には基本3元交配を行っており雑種強勢効果を狙った傾向になっていると感じた。用いる種雄牛は九州産と家畜改良事業団が半々と伺った。過去には全共出品経験があり改良にも熱心である。平成25年には哺乳舎(自動哺乳器)も新設し母子早期離乳を行っている。母子分離は約1ヶ月齢とやや遅いがこれは哺乳子牛に1回目ワクチン接種を行ってから離すためである。母子分離を早める目的は親の繁殖率を高める目的と子牛下痢等疾病対策のためである。約3ヶ月哺乳で離乳後は移動し雌雄分けて育成する。