飼料は配合飼料、牧草のロールサイレージ、ワラの給与を基本として飼育しており牧草地は5haでイタリアン、オーチャードの混播をロールにして収穫(3回/年)ワラは田んぼ3haから収穫し通年給与しているとのことでした。粗飼料は全量自家産で賄うに十分な広さと量を確保していることもあり母牛の肋張りは良く、牛の能力が発揮出来る管理体制が牧場の強みと感じられました。
最後に室井牧場の立地は山林に囲まれた農村地帯でもあり室井さんは将来的にも持続できる牛と稲作の複合経営を進めていき牛の堆肥を農地に還元し作物を栽培する循環型農業が理想と力強く言っておりこの確信が優良牛群の牧場と称される所以だと感じたところです。