新年のご挨拶
会長 増 渕 博
新年あけましておめでとうございます。
昨年も新型コロナウイルスの感染対策に追われる1年でありました。
又、ロシアによるウクライナ侵攻、原材料の輸出入の滞り等から世界的なインフレ、そうした状況下で、畜産業界も豚熱や鳥インフルエンザ対策と対応に追われて参りましたが、飼料高と牛肉や牛乳価格の低迷は大きなダメージでありました。
こうした中でも、「第35回とちぎの和牛を考える会」を開催出来たことは、本当に有り難いことであり皆の励みになったことと思います。
これも偏に関係機関・JA関係・協賛企業・獣医師・授精師・応援してくださる全ての皆様方のご支援・ご協力の賜物と感謝申し上げる次第です。
そして今年は「卯年」、飛躍の年となりますように、皆様のご活躍とご発展、更に御健康を祈念いたします。
又、多くの問題を抱える中、経営環境を改善し前進させる為には、会員相互の情報交換や技術交流、さらには協力体制及び団結力が必要と考えます。
具体的には、粗飼料の自給率アップ・牛群の改良・生産率及び受胎率アップ・ゲノム解析とET技術の活用等が今後重要性を増していくのではないかと思われます。
困難な状況は、まだまだ続きますが、皆さん仲間同士団結し、この難局を切り開いて頑張っていこうではありませんか。