新年のご挨拶
会長 増 渕 博
新年あけましておめでとうございます。
昨年、新型コロナウイルスの感染は1月に緊急事態宣言もあり、その対策と対応に追われる1年でありました。
その中で国内的には大分落ち着いてきたかの様でありましたが、海外では拡大しつつあり、新たな変異株(オミクロン)が、牙をむき出し拡大の兆しがあります。
こうした中、日本としてはオミクロンの国内感染拡大防止の為、その対策を強化してゆく必要があります。
そして、昨年度の考える会も中止となり、会員の皆様には大変残念だった事と思います。今年は「第35回とちぎの和牛を考える会」の記念大会にあたりますので、是非とも開催出来ることを願っているところです。又、昨年畜産関係では、豚熱、鳥インフルエンザの発生もありました。そして、コロナによる輸出入への影響でしょうか、飼料原料不足や価格高騰、更には牛の粗飼料としての、乾草不足があります。対策として、今後は自給粗飼料の生産拡大を進めていくことが必要となりますが、特に水田では、米価の下落もあるなかで、wcs稲や飼料米の作付拡大が推奨されているところです。
この様に、問題山済みの畜産ではありますが、こうした困難の中、皆で協力し合って乗り切り少しずつでも前進出来るよう頑張っていきましょう。