第32回講習会が11月27日(水)那須エピナールで開催されました

参加者は指導機関、農業高校生、繁殖農家等約300名でした。講演は前橋種雄牛センター次長の田中健一先生に「分かり易いゲノミック、分かり易い雌牛のゲノミック評価」〜現場で活用し牛群改良を高める手法〜 を解説頂きました。
農家がゲノムを取り入れて雌の牛群の能力を上げる事で、収益が増える。頼もしい技術☆
県内でもボチボチゲノム検査する農家が出ています。田中先生有難うございました。
二題目の話題は「県内家畜衛生情報」で県央家保・市川優先生にヨーネ病や牛白血病、BVD-MD、ブルータングの発生状況や予防対策について具体的に分かり易い説明を受けました。感染性の疾病が農場に入らないよう家畜保健所と一体となり、取り組んでいかねばと再確認しました。市川先生にはお忙しい中、農家へのご助言有難うございました。
次の演目は東亜薬品工業(株)顧問の今井哲朗先生の「哺乳の見直しと、子牛の健康」についてお話を伺いました。哺乳の上手、下手が子牛の成長の良し悪しに繋がります。子牛の解剖から生理学と話題満載の講演は、農家の基盤を強目てくれそうです。北海道からお越しい頂いた今井哲朗先生には感謝の気持ちでいっぱいです。今井先生有難うございました。

講演のメインイベントは人気種雄ストローの抽選会です。獣医師、授精師方の協賛で福之姫などが運が良ければゲット出来る楽しみの一時。当たらなかった人は、来年こそ👍

1日の終わりは懇親会。講師先生方との語らいは、笑いと熱気でいっぱいでした。