100%自給粗飼料による“腹づくり”

この農場の特徴的な飼養管理は場内6棟牛舎に分けてそれぞれ管理している点である。

①繁殖舎で受胎確認
②舎外放牧
③分娩準備舎(分娩予定2.5~3か月前移動、配合飼料増し飼い)
④分娩舎(分娩予定10日前に移動、生後6日目母子分離)
⑤親牛は①へ移動、子牛は哺乳舎へ移動6日齢~人工哺乳(90日哺乳)
⑥離乳後2か所の育成舎に交互に移動

→9~10ヶ月齢で出荷

①繁殖舎で受胎確認
②舎外放牧

 

③分娩準備舎(分娩予定2.5~3か月前移動、配合飼料増し飼い)
④分娩舎(分娩予定10日前に移動、生後6日目母子分離)
⑤親牛は①へ移動、子牛は哺乳舎へ移動6日齢~人工哺乳(90日哺乳)
⑥離乳後2か所の育成舎に交互に移動

 

母子早期分離の目的はスペース効率を高め、一定の面積で多くの牛を生産することと繁殖効率を高めることである。

分娩舎や哺乳舎においては衛生面からオールインオールアウトを実施している。

また子牛の一部を除き粗飼料の大部分を24haの耕作地でWCS(稲ホールクロップサイレージ)、イタリアンライグラスサイレージ、近隣と耕畜連携しながら稲わらを生産し使用している。