古谷光弘農場

宮城全共で出品受賞 牛の改良にも熱心

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宮城全共においては出品受賞し牛の改良にも熱心である。2年前に牛舎を新築、増築し現在親牛31頭、子牛17頭(未経産後継牛8頭)牛の更新も定期的に行い高齢牛(8産、10~11歳)や長期不受胎を淘汰している。血統的には三代曾に安福久が入っている血統や美国桜を中心に後継牛で残すほか導入を進めている。

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飼養管理において親の代ではスタンダードな親子付けを行っていたが母牛の発情回帰を早めること、子牛発育をコントロールできるメリットから早期離乳に切り替えた。その結果分娩後1~2週間で初回発情がきて60日前後で受精開始が出来るようになった。血統の良い牛は積極的に採卵を行い、血統の劣る牛や高齢牛に移植し後継牛確保に努めている。また特徴的なのは月齢ごとに桝飼いを行い、競い食いをさせて増体させていることである。粗飼料は自家産禾本科牧草サイレージ主体で給与している。