
ご挨拶(祝 第39回とちぎの和牛を考える会開催)
第39回とちぎの和牛を考える会を開催するにあたり、日頃から会を支えてくださる農家の皆様、関係機関、企業の皆様に、心より感謝申し上げます。
この会は、松永先生をはじめとする先輩方が、「栃木の和牛をもっと良くしたい」という思いでつないできた会です。かつては私の父も会長を務めました。42歳になった私にとって、この会の39年という歩みは、自分が育ってきた時間とも重なります。今、その会の会長を務めていることに、責任と縁を感じています。
和牛を取り巻く環境は、決して楽ではありません。飼料や資材の価格は上がり、人手の確保も難しくなっています。毎日の仕事に追われ、「この先どうしていこう」と考えることも、現場にいる私たちだからこそあると思います。
それでも、牛を見て、悩んで、工夫して、いい子牛が生まれたときの喜びは、何年やっていても変わりません。新しい技術も大切ですし、長年牛と向き合ってきた方々の経験から学ぶことも、同じくらい大切です。
この会では、難しい話だけでなく、日々の飼養管理や病気への対応など、現場で本当に役立つことを一緒に考えたいと思っています。分からないことを聞ける。うまくいかなかった経験も話せる。そして、若い人たちが「この仕事を続けていきたい」と思える。そんなつながりを、栃木から広げていきたいです。
来年は節目の第40回を迎えます。先輩方から受け取ったものを次の世代へつなぐためにも、まずは今回の第39回を、皆さんと率直に語り合える会にしたいと思います。
県内はもちろん、近隣や他県の農家の皆様、和牛に関わる皆様のご参加をお待ちしております。ぜひ仲間も誘ってお越しください。
令和8年9月
とちぎの和牛を考える会
会長 小池 知道



